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ベンチャー企業が半年で5名採用!Wantedly活用成功の裏側

「大手の求人媒体に載せても応募が少ない…」「中小ベンチャーorスタートアップ企業なので条件面で競争力が不足している…」そんな課題を抱えていませんか?

実は私たちも、かつて同じ壁にぶつかりました。

 しかし、Wantedlyを活用することで、半年間で5名の新メンバーを迎え入れることができました(業務委託の方を含めると計9名)。

この記事では、なぜ中小ベンチャー・スタートアップ企業にとって共感型採用が重要なのか、そして私たちの実践例やWantedlyを活用するための成功の秘訣について詳しく解説します。

なぜ今、中小ベンチャー・スタートアップ企業に共感型採用が必要なのか?

多くの企業が活用するナビ媒体は、基本的に“条件比較”が前提の仕組みです。

「勤務地」「給与」「休日日数」などの表面的な条件でスクリーニングされやすく、
結果的に“なんとなく応募した”という温度感の低い候補者が集まりがちです。

このような採用では、入社後のギャップが生まれやすく、早期離職のリスクも高まります。
特に中小企業にとって、一人の採用の失敗が与えるインパクトは決して小さくありません。

だからこそ今、中小企業に必要なのは「共感型採用」です。
ミッション・ビジョン・価値観といった“共感の接点”を通じて、企業と候補者の相互理解を深める。条件ではなく“想い”でマッチングすることで、志望度の高い仲間と出会い、定着・活躍につなげることができるのです。

Wantedlyは、まさにその“共感採用”に特化したプラットフォーム。
その力を活かすことで、siroでは半年間で5名の採用に成功しました。

Wantedlyとは?なぜ中小ベンチャーやスタートアップ企業と相性がいいのか?

Wantedlyは、給与や条件を前面に出すのではなく、企業の“想い”や“ビジョン”を起点にした「共感ベース」の採用ができるビジネスSNS型プラットフォームです。

従来の求人媒体とは異なり、給与非公開・応募前面談といった仕組みによって、条件ではなく価値観や方向性のマッチングが重視されます。

【中小企業との親和性】

中小企業にとって、企業の知名度や給与面での競争はどうしても不利になりがち。
だからこそ、「会社のビジョン」「ミッション」「チームの雰囲気」といった、言葉にしにくい魅力を発信し、共感してくれる人材と出会える場が必要です。

Wantedlyでは、ブログのように自社のストーリーを発信でき、社員紹介やプロジェクト紹介を通して“会社の中身”を伝えることができます。
これにより、「条件」ではなく「想い」でつながる採用が可能になり、高い志望度と定着率を実現できます。

時代は「共感採用」へ。Wantedlyが支持される3つの背景

1.Z世代を中心とした価値観の変化
いまの若手は、給与や安定だけで職場を選ぶ時代ではありません。
「やりがい」「成長機会」「カルチャーへのフィット感」など、より深いレベルでの共感や自己実現を重視する傾向があります。

2.リモート・副業解禁による選択肢の多様化
働き方が多様化し、「1社でフルタイム勤務」が当たり前ではなくなりました。
複数の仕事を並行する人、副業から関係を深める人など、流動性が高まる中で、“柔軟な関わり方”を提示できる企業が選ばれやすくなっています。

3.SNS世代=共感をベースに意思決定する世代
SNSで情報を取得し、共感できる発信に心を動かされる若者世代にとって、Wantedlyは馴染みやすいプラットフォームです。
形式的な求人票よりも、リアルな言葉やストーリーが刺さるため、ベンチャー企業との相性が非常に高いといえます。

【実例】半年で5名採用!Wantedly運用の成功体験

siroがWantedlyを本格活用し始めたのは、「採用がうまくいかない」と感じていた時期でした。

知名度も報酬水準も限られる中で、大手ナビ媒体からの応募は少なからずあったものの内定出しはほぼゼロ。
そんな中、想いの共感でつながる採用を目指して取り組んだのがWantedlyでした。

その結果、わずか半年間で正社員5名、業務委託の方も含めて合計9名の採用に成功。
さらにWantedlyの運用を続けることで、広告費などを含めた応募単価は年間平均1,250円という低コストを実現できました。

では、どのようにWantedlyを活用したのでしょうか?
その成功の裏側には、3つの工夫がありました。

【ポイント1】ストーリー記事をとにかく重視

Wantedlyは「どんな会社か」を条件でなく“想い”で伝える場所。
その特性を活かし、私たちは代表のビジョンや、社員のリアルな声を届けるストーリーコンテンツを強化しました。

・代表インタビュー:「どんな社会を目指しているのか」
・社員インタビュー:「入社の決め手」「やりがい」「働き方のリアル」
・カルチャー紹介:「うちの職場ってこんな雰囲気です」

コンテンツを通して、“共感”のきっかけを作ることが、温度感の高い応募者との出会いにつながりました。

【ポイント2】スカウトは「熱意」を込めて送る

Wantedlyの強みの一つが、個別スカウト機能。自社が求める人材像に近い候補者を探し、一人ひとりに丁寧なメッセージを送るようにしました。

定型文ではなく、「プロフィールを読んで共感した点」「なぜ声をかけたいと思ったか」などを明記。その誠実さが伝わったのか、返信率は高く、実際に何名かはこのスカウト経由で採用につながりました。

【ポイント3】スピードが命。24時間以内の対応を徹底

スタートアップにおいて、候補者の“熱”が冷める前に対応するのは非常に重要です。
応募が来たら24時間以内にメッセージを返信することを徹底しました。早ければ早いほど良いです。

結果として、候補者とのやり取りもスムーズになり、選考の歩留まりも大幅に改善しました。

【試行錯誤の連続。失敗から学んだこと】

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。
運用初期はWantedlyの使い方に戸惑い、何が正解かわからず手探りの状態でした。

・複数の募集記事を投稿し、曜日や時間帯ごとのPV数を検証
・募集タイトルをABテストし、クリック率が上がる表現を模索
・記事に使用する画像も、メンバーが写っているものが最も反応が良いことを発見

大手ナビ媒体ではなぜ採用できなかったのか?

Wantedlyと並行して大手の求人ナビ媒体を使って採用活動を行っていました。
しかし、24件の応募に対して採用ゼロ。多くの時間とコストをかけたにもかかわらず、一人も採用に至らなかったのです。

「給与はいくら?」「残業は?」という会話の違和感

実際に応募してきた方々とのやり取りでは、「給与は?」「残業は?」「年間休日は?」という“条件面”の質問がほとんど。もちろん、条件は大事な要素です。

ただ、その時に感じたのは、仕事内容やミッションにはあまり関心を持たれていないということ。「この仕事を通して何を実現したいか」「なぜうちに興味を持ったのか」といった会話がなかなかできず、志望度の浅さを強く感じました。

Wantedlyでは、面接の段階から“会話の質”が違った

一方、Wantedly経由で出会った候補者たちはまったく違いました。
「ブログ記事を読んで共感した」「このプロジェクトに関わってみたい」など、“何をしたいか”が明確な方が多かったのです。

条件ではなく、ミッションやビジョンに共鳴してくれる人と出会えたことで、面接の段階から話が深く、本質的な対話ができました。「この人と一緒に働きたい」と思える瞬間が確かに増えたのです。

ナビ媒体=条件で選ぶ採用
Wantedly=共感でつながる採用

この違いが、採用成果の大きな分かれ道でした。条件勝負で負けてしまうスタートアップだからこそ、「共感ベース」でつながる採用の場を選ぶことが、成果につながる第一歩だと実感しています。

Wantedly活用で採用を成功させる5つのコツ

まとめベンチャー企業は「共感型採用」を武器にしよう

中小企業にとって、「人」の採用は事業成長の原動力ですが、知名度や報酬面で大企業と競り合うのは正直難しい・
そんな現実に直面したとき、「共感」でつながる採用が新しい突破口になります。

Wantedlyは、まさにその共感型採用を実現できるプラットフォームです。

企業の「想い」や「ビジョン」を軸に、条件ではなく価値観でマッチングすることで、
“この会社で働きたい”という熱量の高い仲間と出会うことができるのです。

私たち自身も、採用難航期にWantedlyへシフトし、半年間で5名の正社員を含む計9名の採用に成功しました。スカウトやストーリー運用、選考スピードなど、丁寧に向き合うことで結果が出せると実感しています。

Wantedly運用支援、はじめました。

siroはクライアントの採用成功に向け、クライアントの想いやカルチャーと新たな人材との出会いを導き出す採用ブランディング・マーケティングなど企業のHR領域の推進を伴走支援型サービスでサポートしています。

✔️ 採用ペルソナの設計
✔️ ストーリー記事の企画・執筆サポート
✔️ スカウト文面の添削・代行
✔️ データ分析に基づく運用改善アドバイス

Wantedlyを「ただ使う」のではなく、成果が出る使い方へと導くサポートを行っています。
もし、「Wantedlyを使ってみたい」「もっと活用したい」とお考えであれば、ぜひ一度ご相談ください。

より詳しくWantedlyについて知りたい方はこちらの資料もぜひ参考にしてみてください。

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siro編集部

siro編集部は株式会社siroのメンバーによって構成されるコンテンツ制作チームです。企業のHR領域に関するお役立ちブログやセミナー情報またケーススタディ、その他siroのカルチャーなどをお届けします。