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【共感型採用は「仕組み」で実装できる】従業員数名~30名規模の中小企業が、再現性を持って人を集める方法

前回の記事では、中小企業の採用においては「条件で選ぶ・選ばれる」よりも、“なぜこの会社で働くのか”という理由をつくることが重要だというお話をしました。

では、次に出てくる疑問はきっとこれではないでしょうか。

「考え方は分かった。でも、実際にどうやって形にすればいいの?」

今回はその疑問に答える形で、共感型採用(アトラクト採用)を、センスや個人任せにせず”仕組みとして実装する方法”を解説します。

なぜ多くの会社で「共感型採用」は続かないのか?

「共感型採用をやってみよう」と思っても、途中で止まってしまう企業は少なくありません。
実は、うまくいかない会社には共通点があります。

・想いはあるが、うまく言語化できていない
・発信内容が担当者のセンス任せになっている
・属人的で、再現性がない

その結果、

  • 最初だけ盛り上がる
  • 更新が止まる
  • 採用成果が安定しない

という状態に陥ってしまいます。

共感型採用は、気合や熱量だけで続けるものではありません。きちんと「設計」して取り組むものです。

ステップ①|「想い」を構造化する(最重要)

最初にやるべきことは、発信でも、媒体選びでもありません。
経営者や現場が持っている“想い”を、構造的に整理することです。

たとえば、

  • なぜこの事業をやっているのか
  • どんな人と一緒に働きたいのか
  • どんな価値観を大切にしているのか

これらを「なんとなくの感覚」ではなく、言葉として整理する工程が必要になります。

siroでは、この整理の段階で独自のAIツールをあくまで補助的に活用しています。

ここで誤解されがちですが、

  • AIが答えを作る
  • 自動で求人を量産する

ためのものではありません。

あくまで、

  • 抜けている視点を補完する
  • 思考を整理・構造化する
  • 魅力や価値観を言語化しやすくする

ための“思考整理の補助ツール”です。

人の考えを中心に据えながら、再現性を持って整理できる状態をつくることが目的です。

ステップ②|採用ペルソナを1人に絞る


共感型採用でよくある失敗が、「できるだけ多くの人に刺さる発信をしよう」としてしまうことです。

実はこれ、結果的に誰にも刺さらない発信になります。

重要なのは、

  • 本当に来てほしい“たった1人”は誰か
  • その人は、今どんな不安を感じているのか
  • 何を求めて転職を考えているのか

を、1人の人物像として具体的に描くことです。

「全員に好かれる」よりも、「この会社、まさに自分のことだ」と思ってもらうことの方が大切です。

ステップ③|「会社らしさ」をストーリーに落とす

次に行うのは、整理した想いとペルソナをストーリーとして表現する作業です。

ここで大事なのは、かっこよく見せることや立派に見せることではありません。

  • なぜこの会社をやっているのか
  • 日々の仕事はどんな雰囲気なのか
  • どんな仲間と働いているのか

リアルであることの方が、共感は生まれます。

少し不器用でも、等身大の言葉の方が、「ここで働くイメージ」は伝わります。

ステップ④|発信の「場」を選ぶ

ここまで整って、はじめて「どこで発信するか?」を考えます。

中小企業の場合、

  • 条件訴求に強い媒体
  • ストーリーや想いを伝えやすい媒体

では、向き・不向きがはっきり分かれます。

共感型採用を実装するなら、想いや背景をしっかり伝えられる“場”を選ぶことが重要です。

小規模フェーズで効果が出やすい理由

実は、共感型採用は従業員数名〜30名程度のフェーズと非常に相性が良い手法です。

理由はシンプルです。

  • 条件では大手に勝てない
  • 知名度もまだない

だからこそ「想い」で勝負できる

実際に、siroおよびグループ会社のaoでは、従業員2〜3名のフェーズから共感型採用に取り組み、複数名の採用を実現してきました。

さらに、この方法で採用したメンバーは2年以上継続して勤務しているケースが多く、定着率の面でも良い結果が出ています。

なぜ定着しやすいのか?

理由は明確です。

  • 入社前に価値観をすり合わせている
  • 仕事のリアルを理解した上で入社している
  • 「思っていたのと違う」が起きにくい

つまり、採用時点でミスマッチを減らせているのです。

共感型採用は「仕組み化」できる

ここまでを見ると、「それ、結局センスが必要なんじゃない?」と思われるかもしれません。

しかし実際には、整理フロー、言語化プロセス、発信設計をテンプレート化することで、属人化せずに再現性を持たせることが可能です。

siroの支援は、この「再現できる形」に落とし込む部分にあります。

まとめ|共感型採用は“才能”ではなく“設計”

  • 想いを構造化する
  • ペルソナを絞る
  • ストーリーに落とす
  • 発信の場を選ぶ

この順番を守れば、共感型採用は特別なことをしなくても実装できる仕組みになります。

共感型採用を実装するための「具体的な媒体の使い分け」や「小規模企業で実際に使われている手法」については、次の記事で詳しく解説します。

共感型採用が自社で実装できるか整理しませんか?

着手ポイントを30分で一緒に明確にしていきましょう。

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siro編集部

siro編集部は株式会社siroのメンバーによって構成されるコンテンツ制作チームです。企業のHR領域に関するお役立ちブログやセミナー情報またケーススタディ、その他siroのカルチャーなどをお届けします。