【条件は悪くないのに応募が来ない理由】従業員数名〜30名規模の中小企業が、採用広報で最初にやるべきこと

この記事は、従業員数名〜30名規模で、採用を経営者や管理部門が兼務している中小企業に向けた内容です。
「求人を出しても応募が来ない」「条件は悪くないはずなのに反応が薄い」
「採用手法を変えるべきか迷っている」「採用広報と言われても何から始めればいいかわからない」
そんな悩みに一つでも心当たりがあれば、ぜひ最後までお読みください。
条件は悪くないのに、なぜ人が来ないのか?
給与、休日、福利厚生。
同業・同規模の会社と比べても、特別見劣りしていない。
それでも応募が集まらない会社には、ある共通点があります。
それは、「なぜこの会社で働くのか」が、求職者に伝わっていないこと。
中小企業の採用は「比較」ではなく「納得」で決まる
求人検索やAIの進化によって、条件の比較は一瞬でできる時代になりました。
その結果、求職者はこう考えています。
- 条件が良い会社は他にもある
- だからこそ「自分がここを選ぶ理由」がほしい
中小企業の採用で重要なのは、他社より条件が良いことではなく、その会社で働く意味に納得できることです。
採用広報とは「会社の考え方を伝えること」
採用広報というと、おしゃれな記事、SNS発信、写真や動画をイメージされがちですが、本質はそこではありません。
採用広報の本質は、「この会社は、何を大切にしているのか」を言語化し、伝えること。
たとえば、
- なぜこの事業を続けているのか
- どんな価値観の人と働きたいのか
- どんな成長をしてほしいのか
これらが整理されていないまま発信しても、求職者の心にはなかなか届きません。
中小企業が採用広報で最初にやるべき3つのこと

① 経営者・現場の考えを言葉にする
- 創業の背景
- 日々の仕事のリアル
- 実際に働く人の声
条件ではなく、「この会社らしさ」が伝わることで、共感による応募が生まれます。
② 採用ペルソナを明確にする
「いい人がほしい」という状態では、誰にも刺さる言葉は生まれません。
- どんな価値観を持った人か
- 何に不安を感じやすいか
- どんな未来を求めているか
採用ペルソナを定めることで、 “誰に向けて発信するのか”が明確になります。
③会社らしさが伝わるストーリーを設計する
中小企業にとって、会社そのもののストーリーは大きな武器です。
- 創業の背景
- 日々の仕事のリアル
- 実際に働く人の声
条件ではなく、「この会社らしさ」が伝わることで、共感による応募が生まれます。
数名規模のフェーズこそ、採用広報は力を発揮する
共感や価値観を軸にした採用は、企業規模が大きくなってから始めるものではありません。
実際に、従業員数名のフェーズから採用広報に取り組み、複数名の採用を実現してきたケースもあります。
このフェーズでは、
- 条件で勝てない
- 知名度もない
- 採用担当もいない
だからこそ、「なぜこの会社をやっているのか」「どんな仲間と、どんな仕事をしたいのか」を正直に伝えることが重要になります。
また、共感を前提として入社したメンバーは、入社から2年以上継続して勤務しているケースが多く、定着の面でも良い結果が出ています。
まとめ|中小企業の採用は「選ぶ」より「選ばれる」
- 条件が悪いから応募が来ないわけではない
- 中小企業の採用は「比較」ではなく「納得」
- 選ぶ採用ではなく、選ばれる理由をつくる採用が重要
※共感型の採用をどのように実装するか、どんな発信の場を選ぶべきかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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siro編集部
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