Notes
【Notes#02】ブランドは「結果」だと思う
2026.05.16
ー siroが、ブランドというものを、どう考えているか
ブランドって、何ですか?
「ブランドって、何ですか?」
私たち自身、内側で、何度も、自分たちに問い直してきた問いです。 そして、業界でも、社会でも、繰り返し語られているテーマでもあります。
ブランドとは、何か。 ロゴのことか。会社の名前か。何かの「らしさ」のことか。 明確に、言葉にしようとすると、意外と、難しいテーマです。
この記事で書きたいのは、私たちが、いま、その問いに、どう答えているか、ということです。
多くの方は「ロゴ」「ネーミング」「キャッチコピー」をイメージする
多くの方は、「ロゴ」「ネーミング」「キャッチコピー」をイメージするのではないでしょうか。
実際、業界の言説でも、しばしば「ブランドをつくる」と言ったとき、それらの「見せ方」のことが、語られます。 新しいロゴをつくる。新しい会社名を考える。新しいタグラインを設計する。 そういったプロジェクトが、「ブランディング」と呼ばれることが、たくさんあります。
それらは、確かに、ブランドの「一部」です。 重要な、表現の領域でもあります。
ただ、私たちは、こう考えています。 それらは、ブランドの「一部」であって、「ブランドそのもの」ではない。
ロゴだけでは、会社のブランドは、できあがりません。 サイトだけでも、キャッチコピーだけでも、ブランドは、形になりません。
では、ブランドとは、何なのか。
ブランドは、結果として、形づくられるもの
ブランドは、結果として、形づくられるもの。
私たちは、そう、考えています。
ブランドとは、ある会社の「在り方」と、それを表す全ての接点、体験の結果。 そこに、その会社の想いが重なり、創りあげられていきます。
「在り方」とは、会社の根っこにあるもの。 何を大切にし、何を信じ、どう向き合っているのか。
「想い」とは、その在り方の、源にあるもの。 なぜそうあるのか。何のために、この事業をしているのか。
「接点」「体験」とは、その在り方と想いが、具体化される瞬間。 サイトで読まれる言葉、メールの一行、面接の場、入社後の業務のひとつずつ。
ブランドは、この営みの結果として、二つの場所で、同時に、形づくられていきます。
ひとつは、会社の内側。 理念や想いが、日常の業務に根付いていくと、 それは、文化や、社風になります。 強い会社では、それは「ブランドカルチャー」と呼ばれるものになっていきます。
もうひとつは、会社の外側。 発信されたコンテンツ、面接の場、関わるすべての接点を通じて、 候補者や顧客、社員、業界の人たちの中に、 その会社への、信頼や、イメージや、共感が、積み重なっていきます。
この二つは、別々に存在するものではありません。 内側の文化が、接点を通じて、外側の信頼を形づくり、 外側の信頼が、新たな仲間を呼び込み、内側の文化を強くしていく。 そうやって、循環するなかで、ブランドは、立ち上がっていきます。
だから、私たちは、ブランドは「つくる」ものではなく、「形成される」ものだと、考えています。 営みの結果として、内と外の両方で、ともに、形づくられていくもの。
採用ブランディングも、同じ構造をしている
採用の領域でも、構造は、まったく同じです。
「採用ブランディング」と聞いたときに、多くの方は、「採用サイトを作ること」「採用パンフレットを刷新すること」を、思い浮かべるかもしれません。
それらは、もちろん、採用ブランディングの「一部」です。 大切な、接点でもあります。
ただし、それらを整えるだけでは、「採用ブランド」は、形になりません。
採用ブランドも、内と外の両方で、形づくられていきます。
内側では、社内の文化、行動指針、日々の業務のなかでの体現。 入社した人が、会社の理念をどう感じ、日々の仕事とどう向き合っているか。 それが、社内のブランドカルチャーを育てていきます。
外側では、候補者、応募者、内定者、社員、退職した人。 関わる人たちの中に、出会いから別れまでの体験を通じて、その会社への信頼や、イメージや、共感が、積み重なっていきます。
この二つは、循環しています。 内側のブランドカルチャーが、外側に伝わり、候補者の中に信頼を形づくる。 外側の信頼が、新たな仲間を呼び込み、内側の文化を強くしていく。
「採用広報」は、その営みの、ひとつの大切な側面です。 発信するコンテンツを通じて、会社の在り方と想いを、しっかりと伝わってほしい人へ伝えていく仕事。 採用ブランドが形づくられるための、重要な接点を、整える仕事です。
siroの仕事は、これらの営みに、伴走することです。 会社の「在り方」を、ともに引き出し、言葉にしていく。 接点を、ひとつずつ、整えていく。 そして、入社した人が、日々の業務のなかで、会社の理念を体現できる仕組みを、組織の内側にも、ともにつくっていく(これは、いわゆる「インナーブランディング」にあたります)。 それを、私たちは「採用ブランディング支援」と呼んでいます。
あなたの会社の「採用ブランド」は、何から、形づくられていますか?
あなたの会社の「採用ブランド」は、いま、何から、形づくられているでしょうか。
候補者の方々が、サイトを読み、求人を見て、面接を受け、入社し、日々の業務に向き合うなかで、心のなかに、どんなブランドが、結ばれているのか。
そこに、自分たちの「在り方」が、想いとともに、表現されているか。
一度、その視点で、自社の採用を、見直してみてもいいかもしれません。 siroは、その営みに、伴走する会社です。